11月の頭からラブホテルで1カ月の間、18時-24時の時間でアルバイトをしています。
良い噂、悪い噂が色々ありますがラブホテルで実際にバイトをしてみた私のリアルをお伝えいたします。
応募~面接まで
なんだかんだで生活にはずっと困っているのでアルバイトを探すことにしました。
求人探し
先ずは求人を探すことから始めましょう。
私はサラリーマンなのでアルバイトを探す時に条件が色々ありました。
・会社の同僚にバレない事(万が一にも会わない)
・仕事終わり(18時前後スタート~24時前後で終わること)
色々とアルバイト求人を探していますと2つの選択肢が出てきました。
パチンコ屋さんの清掃、ラブホテル、デリヘルのドライバーなどなど。
やはり風俗関係のほうが夜の仕事が多くありました。
コンビニなどは同僚と遭遇の可能性があるためNG。
私はギガバイトで探しました、エリアとキーワードを入れて探すだけです。
早速、近隣エリアで3つのラブホテルに応募しました。
どこも人不足なのか2時間以内に全てから電話があり面接の予定を立てる事ができました。
面接
面接には結果的に3つのうちの2つに同日に行く事になりました。
(最後の1つは決まったので辞退のお電話しました)
面接はもちろんスーツ、履歴書を持参で臨みます。
面接で聞かれた事
人柄がまとも(普通)なら採用前提での質問だったように思えます。
具体的に質問された内容は、
・現職は何時に終わるのか、急な残業はあるのか
・何曜日に入れるのか
・ラブホテルでのアルバイトの経験はあるのか
2つとも同じような質問で後は雑談がほとんどでした。
質問の中でも特に連休、年末年始、GW、お盆なども変更なく入れるのかは必ず聞かれました。
休みたい方が多いのか、念を押して確認されましたので”問題なく出られます”とお答えいたしました。
1つ目は後日に合格の連絡、2つ目はその場で合格を頂きました。
1つ目のホテルの結果を待とうかと思いましたが2つ目の方が条件が良かったため、その場で受諾し初出勤の日を決めました。
その後、1つ目のホテルに辞退の連絡をいたしました。
(応募者のマナーとしてなるべく連絡してあげてくださね)
ポジションの悩み
面接の際にフロントか清掃、どちらが良いかを聞かれました。
双方のメリット、デメリットをまとめます。
フロント
メリット
・時給が40円高い
・飲食メニューを練習、研修という名目で食べられる
デメリット
・スーツ持参
・料理、洗い物をする必要あり
清掃
メリット
・ラフな服装で良い
・ある程度自分のペースで進められる気がする
デメリット
・時給が安い
色々と悩みましたが時給の分は持参するスーツの痛みでむしろ損かなと思いました。
また、昼間の正社員はスーツで勤務しているため、ラフな格好で仕事をしたいなと思い清掃を選択しました。
初出勤
初出勤で持参の必要があるもの
・スリッパ
頻繁に履き替えがあるため靴はかなり不便、また足も濡れるため裸足が良い
・マイナンバーカード
・口座がわかるもの(通帳orキャッシュカード)
・身元保証人(1名)
・家から勤務地までの地図(Gマップ印刷するだけ)
以上でした。
エプロンは会社のものを貸与頂けますが洗濯は自分でする必要があります。
当然、会社によって違うため事前に確認してくださいね。
仕事内容
準備~掃除する部屋の選択
タイムカードを押したあとに清掃で必要な買い物かごを準備し足りないものを補充します。
買い物かごの中には清掃で必要なグッズが盛りだくさんです。
ヘアゴム、ブラシ関係、コンドーム、ライター、マウスウォッシュ、清掃用アルコール、お風呂を洗うスポンジ、洗剤、ごみ袋、ティッシュなどなどです。
それらの中で足りないものを補充して部屋へ向かいます。
清掃すべき部屋は画面に常に表示されており、清掃中は部屋のテレビでも常に閲覧しています。
こんな感じの画面で清掃待ちの部屋を掃除していく形になります。
部屋番号の右はその状態の経過時間で、303は清掃に入ってから5分経過、306は宿泊に入ってから2時間50分が経過したという意味です。
清掃に入る部屋には優先順位があり、安い部屋→高い部屋です。
同じ条件があるときには出てから時間がたっているほうから先に入ります。
(お風呂掃除が乾燥していて楽なため)
なので部屋の値段をある程度把握しておく必要がありますが、〇〇1号室-〇〇3号室は安いとなっているのでそんなに難しくありません。
入室後の流れ
うちのホテルは一部屋に2-3名で入ることが多いです。
うちのホテルでは狭い部屋は15分以内、広い部屋は20分以内が目安となります。
A:お風呂へ直行
B:シーツを剥がし、ベッドカバー、リネン類で必要なもの(入室した方が使ったもの)を把握し物置まで取りにいきます。
C:洗面台、トイレなどの清掃
お風呂が1番大変なのでお風呂を順番で行います。
B-Cはなんとなく適当に流れでという感じですね。
ベッドメイク
Bがリネン類を持ってくるとBとCでベッドのシーツを付ける業務を行います。
家庭のシーツと違い、マットレスに着けるものは巨大な1枚の布ですし、掛け布団側はチャックなどはついていません。
まずはマットレスの上にある中敷き、さらにその上にあるおむつシート?のようなものを整えます。次に両方から引っ張りながらマットレスに装着します。
その後、枕カバーを付け、掛け布団にもシーツを付けて完了。
Bはそのままティッシュを三角に折る、コンドームの補充、電マの清掃などを行います。
ちなみに綺麗にマットレスを付けるのは中々難しく、ほぼ失敗がなく出来るようになるには数日かかりました。
洗面所、トイレ
洗面所は洗面台、鏡など水分を全てふき取り、使用してあるコップは全て洗ってふき取りします。
また洗顔、化粧水、乳液、ハンドソープなど7種類を順番通り並べる必要があります。
歯ブラシなどの箱へ入れるものも全て順番や向きが決まっています。
私は変えていますが人によっては洗面所を拭いたものでそのままコップを拭いたりもしています。
二度とラブホのコップは使わないと心に誓いました。
トイレも同じで全てふき取り(尿こぼしなどあるので)トイレットペーパーを三角形に折って終わりです。
お風呂
お風呂が最大の労力を要します。
基本的に浴槽を洗う→排水溝の毛を掃除→洗い場、浴槽の壁と床のすべての水分をふき取ります。
これがかなりの重労働で出た直後の部屋ですと壁から天井までベタベタで続けてベタベタの部屋だとかなり体力を消耗します。
退室後に時間が経っている部屋を選ぶのはこの作業を少しでも軽減するためです。
コロコロ、掃除機
全て終わると汚れ具合によってコロコロか掃除機をかけます。
早く手が空いた人がという感じですね。
勤務時間終了間際
23時30分頃からリネン類の方付けが始まります。
各階にためてある分を1回に下す作業です。
水分を吸ったリネン類はかなり重くこれも重労働ですがもうすぐ終わりだと思うと頑張れます。
リネン類を下ろしたらゴミ出しをして終了となります。
お疲れ様でした。
給料(時給)について
時給はスタート時点がフロント1,000円、清掃が960円です。
22時以降は25%アップとなります。
研修が100時間あり、終わるとフロントが1,040円、清掃が1,000円となります。
研修が終わっていると仮定すると
18時-22時:4,000円
22時-24時:2,500円
合計:6,500円
週に3日で19,500円、1カ月4週で78,000円ですので結構いいお金になります。
その後、続けていくと上がるようで清掃はマックスで1,200円まで上がるようですが頻度などは不明です。
福利厚生
ラブホテルでは福利厚生といっても大したものはありません。
先にも書いたようにフロントの方は色々なメニューを食べられるようですが、清掃はそういった特典はありません。
ご飯(白米のみ)食べ放題、水飲み放題くらいなのでカップラーメンかおかずを持っていく必要があります。
また、間を見つけて休憩を30分取ることになります。
サボる時間の取り方
例えばお風呂を使ってない場合や殆ど汚れていない場合など部屋の清掃が5分以内で終わる場合がございます。
その場合、15分程度までは部屋で雑談やスマホをポチポチしています。
ただ、一緒に入る人に寄ると思いますのでお気をつけください。
一方で裏階段のや倉庫などにも監視カメラがついているので部屋以外でサボる事はできません。
Q&A
知合いなどからよく聞かれることをまとめてみます。
聞きたい事があればツイッターより何でもご質問ください。
人間関係は?
密室で2-3名で作業するため、人間関係がとても大切になります。
私の働いているホテルでは清掃には6割程度がフィリピンの女性です。
外国人が苦手な方は向かない仕事でしょう。
慣れてくると休憩時間に持ってきたフィリピン料理など食べさせてくれています笑
汚い事はあるの?
良く聞かれるのが、う〇こや血などが散乱している事があるのかという事です。
私はう〇こには遭遇していませんし、シーツに多少の血がついている程度です。
過度で耐えられないほど汚い部屋というのは遭遇しておりません。
忘れ物をもらえる?
これも良く聞かれますが忘れ物で高価なもの(財布や貴金属)をこっそり横領できるのかという話です。
財布は一度も忘れ物として出会っておりませんし、貴金属はきちんとみなさん報告しているようです。
一方でお酒やおつまみなどで未開封の忘れ物は1カ月間保管し、あとは従業員で持ち帰っています。
エロい話はある?
残念ながら?私はまだエロい話で話せるようなものには遭遇していません。
ありましたら記載しますね。
ラブホテルのアルバイトに向く人、向かない人
向いている、向いていないと思われる人をまとめました。
時間を守れる
どんな仕事でもそうですが遅刻を繰り返すと評判が落ちます。
特にラブホテルは1名減るとお風呂のローテーションが早くなったり忙しくなるので遅刻を繰り返す人はかなり陰口を言われています。
下ネタを気にしない
職場がら、下ネタの話のなる事が多いです。
○○のラブホは言った事がある、あのカップルは不倫だ、出るのが早いからデリヘルだ。
などなど、そのままの流れで下ネタの話になる事がかなりの頻度であります。
苦手な方はやめたほうが良いでしょう。
おっさんがフィリピン人の女性のお尻を冗談でも叩いたときは驚きましたが。。。
体力がある
慣れもありますが体力を使う場面が多々あります。
濡れたリネン類を運ぶ、ベッドを動かす、お風呂の壁や床、天井を全て拭くなどです。
腰や膝に爆弾がある方は悪化させてしまう事があるのでお気をつけください。
まとめ
ラブホテルでの仕事をまとめてみました。
気になる事などあれば何でもツイッターからご質問ください。
なんだかんだ楽しく行っているのでしばらく続けていきたいです。
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